医療法人 美﨑会 国分中央病院

kashiwagi

取り組みがすべて勉強
 ─ 柏木裕香(管理栄養士)

管理栄養士のやりがいや現在の取り組みについて、柏木さんにお話を聞きました。

── 現在どのような職種に就かれていますか。

患者さんの栄養状態を食事の面からサポートする、管理栄養士という職種についています。現在は、献立作成をして、発注をかけて、厨房に入って食事を作っています。また、病棟の患者さんのところに行って、「あんまりが食欲ないんだけど」と言われた時に、看護師やSTなどの他のスタッフと話し合って、どういう方向に持っていくかを考えたりすることもあります。
厨房に入っているか、病棟に様子を見に行っているか、どちらかのことが多いですね。
献立は去年の献立をベースに毎月作成。行事食を入れたり、季節の野菜を追加したりして、入院中の患者さんに楽しんでいただけるよう、少しずつ変えていっています。
アレルギーがある患者さんがいらっしゃれば、それに応じた献立を作るのですが、禁止物が多いとその分レパートリーも少なくなってくるので、かなり試行錯誤しています。

── 現在の職種を選んだ理由を教えてください。

高校の時に大学の先生の話を聞くという授業があったんですが、話を二つ選ばないといけなくて。元々保育士になりたかったんですが、もう一つどうしようかと思った時に、食べ物に興味があったので、聞いてみることにしました。その時に初めて管理栄養士という職種を知って、食べ物で人を喜ばせられるって素晴らしい仕事だなと思って。私は作ることも食べることも好きなので、自分に向いているのではないかと思い、その勉強ができる大学に進みました。

── 当院を選んだ理由を教えてください。

ホームページを見た時に食事にとても力を入れていて、特に糖質制限食に力を入れているということが書いてありました。糖尿病に対する食事療法や栄養指導方法についてじっくり勉強したいと思い、こちらを選びました。

── 現在の取り組みについて教えてください。

実は当院の理事長も糖質を制限した食事をされているのですが、それを患者さんにも提供してほしいと言われています。甘味を出すために「砂糖」を使用することが多いと思いますが、当院では2021年2月から、砂糖の使用を中止し、すべてマービーという低カロリーの甘味料に変えて食事を提供しています。患者さんからは特に味が変わったなどの意見はなく、今度は4月から小麦粉をおから粉に変える取り組みを行う予定です。そういった取り組みに関わることが、すべて自分自身の勉強になっています。

── 現職のやりがいは何ですか。

食事が食べられない患者さんのところに行った時に、担当のスタッフと改善策を話し合って、少しでも患者さんが食べられるようになるとすごく嬉しいです。
また、当院は慢性期の病院ということで、長期入院の方が多いんですが、飽きのこないメニューを考えたり、行事食に力を入れたりした時に、患者さんから「おいしかったよ!」とか「こうした方がもっと美味しいんじゃない?」とかおっしゃっていただけた時には、頑張ってよかったなあと思います。

── 今後の目標についてお聞かせください。

私にできることは食事面から患者さんの治療をサポートすることですので、食欲の低下している患者さんに対して、多職種と連携し、患者さんの治療の役に立てるよう頑張りたいです。そして、食べることで「笑顔」になる患者さんを増やせていけたらいいなと思っています。