常に笑顔で、前向きに
─ 河本智美(在宅支援部 部長代理)

看護のやりがいや現在の取り組みについて、在宅支援部の河本智美部長代理にお話を聞きました。
── 現在の職種内容を教えてください。
在宅支援部の部長代理として看護・介護の質の向上の為に在宅支援部全体の管理を行っております。また、特定行為に係る研修を修了しておりますので、時には患者さんへの特定行為を実施することもあります。
── 現在の職種を選んだ理由を教えてください。
小学生の頃に祖母が脳梗塞で倒れ、その祖母の世話を難なく行う看護師である母にあこがれたことが最初のきっかけです。また、小さい頃から高齢者と関わることが多く、高齢者の方々の役に立ちたいと思ったこともきっかけの1つかもしれません。
── 当院を選んだ理由を教えてください。
私は、「常に笑顔」「前向きに」という言葉をモットーに生活してきました。当院の看護介護部の基本方針に「笑顔と真心で寄り添います。」というものがあり、これは私にぴったりだなと思ったことが11年前に入職したきっかけでした。当院の患者さんの多くは80歳以上の高齢者の方々であり、人生の大先輩のケアをさせて頂けること、人生で経験してきたことを話してもらえることも魅力の一つでした。
── 現職のやりがいを教えてください。
看護師として多くの患者さんと出会い、ケアを提供しながら、患者さんから学ぶことがたくさんあります。また、多くの感謝の言葉を頂いてまいりました。このことが、私の働く力の原動力になっています。
── 現在の取り組みについて教えてください。
現在、看護介護部では、身体拘束のないケアやそれぞれの生活背景を考慮したケア通して安らげる入院生活を提供することに取り組んでいます。患者さんひとり一人が何を望んでいるのか、私たちが患者さんに提供できるものは何かをそれぞれが考え、それについて他職種と連携を図ることでより良いケアが提供できると考えております。また、当院には特定看護師が複数名おります。鹿児島県はもちろんですが全国でも1つの病院にこれだけ多くの特定看護師がいるところはないと思います。これからの医療・福祉の流れを考えると、特定看護師が活躍できる病院創り、また、地域で活躍できる。地域で必要とされる特定看護師の育成にも力をいれていかなければならないと感じております。
── 今後の目標についてお聞かせください。
看護師・介護士のひとりひとりがイキイキと笑顔で働き続けられる職場を目指すことが、患者さんやご家族などへの安心感につながると考えております。