地元で地域医療に貢献したい
─ 福元彩乃(検査室)
臨床検査技師のやりがいや現在の取り組みについて、検査室の福元彩乃さんにお話を聞きました。
── 現在どのような職種に就かれていますか。
臨床検査技師です。
患者様から採取された血液、尿、皮膚などを検査する検体検査と心電図や呼吸機能など患者様の体を直接調べる生理機能検査を行っています。
── 現在の職種を選んだ理由を教えてください。
母や叔母が医療従事者ということもあり、医療に携わる仕事がしたいと考えていました。高校の時にいろんな職種を調べていく中で臨床検査技師という仕事があることを知り、少しの血液で体の異常がわかるなんてすごい、面白そうと思ったのがきっかけです。
── 当院を選んだ理由を教えてください。
地元の病院で働き、地域医療に貢献したいと思ったことと、託児所があり子育てしながら働きやすい環境であることが魅力で入職を希望しました。
── 現職のやりがいは何ですか。
患者様の病気を早期に発見することができたときはもちろん、検査データが良くなっていく様子や適切な治療が受けられ元気になっていく様子が見られたときにやりがいを感じます。
── 現在の取り組みについて教えてください。
迅速かつ正確な検査ができるように、内部精度管理で日常的な評価を行い、外部の精度管理調査に参加し、定期的な評価を行うことによって検査結果について品質の向上と保証に努めています。
また、患者様の多くは検査を受ける際に不安な気持ちをもっていたり、緊張されていたりするかと思います。なので、生理機能検査を行う際は少しでもそれらを取り除けるように、表情や言葉遣いに気をつけてコミュニケーションをとり、検査の説明を丁寧に行うようにしています。
── 今後の目標についてお聞かせください。
臨床検査技師は、自分が報告した検査結果がそのまま診断や治療につながる責任ある仕事だと思います。幅広い検査に対応できるようにこれからも知識を深めて、診断・治療を行うための縁の下の力持ちのような存在として頑張っていきたいです。