医療法人 美﨑会 国分中央病院

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一人一人の人生観を大切に
 ─ 樺木野龍一(在宅支援部 課長)

理学療法士のやりがいや現在の取り組みについて、樺木野さんにお話を聞きました。

── 現在どのような職種に就かれていますか。

令和3年9月1日より、在宅支援部課長を拝命し、理学療法士として通所リハビリにて業務にあたっております。

── 現在の職種を選んだ理由を教えてください。

元々は、甲子園の優勝監督になる為に高校教師になるつもりでいました。高校の推薦など頂いて後は卒業して、大学に行くだけだったのですが、気付いた時には、理学療法士の国家試験を受けていました。

── 現在の取り組みについて教えてください。

9月1日より発足した部であり、今は、事業内容の把握や覚えなければならないこと、やらなければならない事など数多くあり、日々勉強している最中です。
 介護保険サービスには、大きく分けて、訪問系・通所系・入所系とありますが、今まで通所系と入所系には従事した経験がありますが、訪問系はありません。在宅支援という言葉の中には、もちろん介護保険サービスも含まれますが、在宅診療という医療資源を用いたサービスも含まれております。その為、その制度を一つ一つ理解することができるよう、日々精進しております。

── 当院を選んだ理由を教えてください。

現在、入職から9か月経過し、そろそろ1年を迎えさせていただきます。
今まで、急性期、回復期、介護保険領域と経験させて頂き、慢性期領域のリハビリというものを経験したことがありませんでした。かねてより、チャンスがあれば、慢性期領域の医療分野に従事したいという思いがありましたので、当院の門をたたかせていただきました。

── 現職のやりがいは何ですか。

理学療法士としてのやりがいは、やはり、リハビリを行い、機能を回復する過程を、支援することだと考えています。リハビリをする中で、患者様や利用者様に一人一人により、様々な考えや人生観があり、一筋縄ではいかない部分もやりがいを感じる部分であります。

── 今後の目標についてお聞かせください。

今は、まだ上記で書いたように、恥ずかしながら勉強をしながら業務を行っている状態であります。今後は、在宅支援という大きな枠組みではありますが、霧島市の在宅支援は医療法人美﨑会に任せておけば大丈夫、と言っていただけるような存在になりたいと考えております。